盲目モルモット

#モルモットと一緒に暮す #おじいちゃんモルモット #モルモットの病気

【モルモット】目の異変

モルモットのコロ助、2歳になった2016年7月夏

目が濁ったような、目の中にモヤがあるような・・・いつもと違う事が気になった。

それでも、いつの間にか黒い目に戻っていて、気にはなるけど、動物病院へは連れて行かなかった。

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上:いつもの黒目 下:濁った目 2016年夏

 

暫く経った2017年春から、モルモットの目に悩み続けることになる。

両目とも外側が欠けているように見えるし、目に淵ができているようにも見える。

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両目とも目の外側が欠けているように見える

これが何なのか検索しても出てこない。

この時からモルモットの眼科を探しはじめる。

モルモットはストレスに弱い動物なので、できるだけ移動の少ない近場で探した。

最初はモルモットも含め診察してくれそうな動物総合病院など問い合わせたり、連れて行った。

殆どの動物病院は「エキゾチックアニマル」も診れるとHPなどに記載があっても、ウサギは分かるので、ウサギベースで診れます。とか・・・

モルモットの体は診れるけど、モルモット目の病気は分からないとか・・・

ニッチ過ぎて、分かる獣医っているんだろうか?

そして、探し行きついたところが家から電車で片道1時間のエキゾチックアニマル専門の動物病院で、犬猫がいない。

 

犬猫以外を飼うにあたり、動物病院探しは結構大変であるとこの時思った。

 

【モルモット】始まり

2014年8月、生れて1ヵ月のモルモットのオスが我が家にきた。

とある動物園で生れた。

その動物園には、80匹くらいいるモルモットの内、3匹がオスで、他はメスだ。

産まれて暫くすると、殆どのオスは他の施設(保育園とか?)に引き渡されるそう。

なぜ施設でもない我が家にきたかと言うと、

単純に引き取ってくれる施設が無かったそう…(なんかシビア...)

 

遡って2013年の春、私はオーストラリアのとあるコアラ保護施設で働いていた。

コアラ以外に他の動物もいて、保護施設と言いつつ来園者もいて、動物園そのものだ。

その施設のメインはもちろんコアラで、カンガルーやタスマニアデビルなども人気だ。

あまり目立たない場所に、モルモットたちがいた。

草を持っていくと、(興奮?喜び?)プイプイなき、無心で食べる姿に心奪われた。

今までペットと言えば犬猫で、あまり小動物に目が行くことが無かったのだけれど、触れあって世話をすると、こんなにも可愛い!

 

帰国後、オーストラリアで出会った日本人の友人が、とある動物園の小動物セクションで働き始めた。

その友人に、引退する年寄りモルモットがいたら譲ってもらえないか聞いてみた。(もちろんダメ元で)

…もちろんダメで。

暫く経って、その友人から、どの施設にも引き取り手がなく、仕方なく安楽死する事になった生まれたてのモルモットがいると連絡が入る。

予想外の若モルだ。

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最初の写真

 

今まで見た中で一番小さい。生まれて1ヵ月ってこんなに小さい。

コロ助と名付けた。